明日から使える16のビジネススキル

第15部 プレゼンテーションスキル ~プレゼン資料の作り方~

著者:佐久間 陽一郎

価格 ¥400(税別)

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「はじめに」
この部で扱うプレゼンテーションとは、「ビジネス上で必要な何かを誰かに対し伝え、賛同を得ること」である。すなわちビジネスプレゼンテーションだ。

数百名の聴衆を前に人生訓を垂れるのもプレゼンテーションではあるが、ここで扱うものではない。これらは小説家やタレントなど、有名人のプレゼンテーションである。かれらはプレゼンテーションを生業(なりわい)の一部としている。

一方あなたは、組織からミッションを与えられ、それに付随してプレゼンテーションがある。あなたはプレゼンテーションを生業としているわけではない。社内会議や顧客企業とのミーティングで数十人を相手に自分の考えを述べることもあるだろう。相手が一人の場合もあるだろう。相手の人数にかかわりなく、これらこそ、この部で扱うビジネスプレゼンテーションだ。

我々はビジネスのプロセスの中で必要なプレゼンテーションを行う。その時その時で話す内容も違うし、同じ内容でも伝える相手によって話す内容も話し方も変える必要がある。その上、プレゼンテーションそのもののための準備時間は限られている。そういう環境の中で、どれだけ的確にプレゼンテーションを行うかが、この部のテーマである。

プレゼンテーションスキルは、この講座『明日から使える16のビジネススキル』で扱う18のスキルの中で、最も簡単なスキルと思っている。しかしいろいろな機会で「自分はプレゼンが得意と思っている人?」と聞くと、手を挙げる方は非常に少ない。しかしこれは、ビジネスプレゼンテーションの本質を少々曲解していることに由来していると思っている。

ビジネスプレゼンテーションの本質をご理解いただくため、この部は前後半の2部にわたっている。「(前半)プレゼンテーション資料のつくり方」と「(後半)伝え方のちょっとしたコツ」である。(前半)が圧倒的に重要だ。是非、読んでいただきたい。(後半)は時間があるときに回して構わない。
「目次」
はじめに
「プレゼンテーションスキル」とは?
スキルの「全体像」の中の位置付け/あなたのプレゼンテーションスキルのレベルは?/このコマの目指すゴール
プレゼンテーションとは?
プレゼンテーション上達のための極意/無目的なスキルの勉強は無意味/プレゼンテーションは「交換の場」だ
プレゼンテーションは「内容」で勝負か、「伝達率」で勝負か?
プレゼンテーションの成果は?/流行っているプレゼンの本2冊/TEDのプレゼンターはなぜうまいのか?/「内容が1割、伝達率が9割」の背景にあるもの/プレゼンテーションの「内容」に自信があるかないかが勝負の分かれ目
説得力あるプレゼンテーション資料作りのための2つのコツ
たった2つのコツと、あとは経験だ/パワーポイントを使いこなせない人へ/課題提示
コツ1:一枚、一枚が分かりやすいこと
一枚に一つのメッセージを/見た目をプロっぽくする方法/トピックセンテンスの重要性/表紙も一定のフォーマットに
コツ2:全体のストーリーが見えやすいこと
プレゼンで訴えたいことをストーリーにする/ストーリーを整えるとは?/ストーリーの論理性の検証のしかた
プレゼンテーションのやり方
プレゼンテーションそのものはいとも簡単/プレゼンテーションの順序/プレゼンテーションに時間はどの程度必要か?/質疑応答は「最後にまとめて」と言うか「いつでも」と言うか
おわりに
プレゼンテーションスキルを支えるコンピテンシー/実践が何より重要/ゴールに到達できたか?

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