ソロプレナーという働き方

第1部 事業シーズを探る!

著者:内藤 裕治

価格 ¥150(税別)

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「はじめに」
日本ではリモートワークが定着し、東京から地方への移住が始まっている。企業も東京にオフィスを持つ必然性がなくなるので、分散型のオフィスに移行していくだろう。

さらに、企業側が兼業を認める動きが急速に広がっている。週休3日にして給料を減らすから、空いた時間で他の仕事をしてくださいと言われる。これまでフツーに会社員をやっていて、突然来月から兼業していいよと言われても困ってしまうだろう。しかし、これがニューノーマルになる可能性が非常に高い。その時、サラリーマンはどうするべきなのか。答えは一人一人違うはずだが、今のうちからそれに対応できるよう自分を準備しておかなければならない。

スモールビジネスは、サラリーマンが副業を始めるときの選択肢のひとつになる。本書は、副業で始めるスモールビジネスを計画する段階で知っておくべきこと、考えておくべきことを、著者自身の経験をもとに実例を交えて解説するものである。

よくある理論の解説やマネジメントツールの一般論ではなく、実践的なアドバイスを紹介する。 筆者は日本企業で25年間勤務したのち、50才で起業してその後10年以上にわたり、米国でコンサルタントを実践している。コンサルタントの活動をとおして、米国スタートアップの実態や、日本企業のイノベーションの遅れをつぶさに観察してきた。

副業でスモールビジネスを始めようとしている人は、少なくとも1年前とか2年前に、これを読んで準備を始めるのが良いだろう。時間をかけて何度も修正しながら、シミュレーションをしてもらいたい。考えたあげくに断念することも一つの結論である。安易に始めて失敗するよりもよっぽど良い選択だ。

一方、企業の人事担当の皆さんは、この本を社内の人材育成の新しい選択肢として捉えていただきたい。兼業容認の人事システムに移行するためには、まず社員がその能力を持つことが前提になる。さらに定年延長や再雇用にも大きな効果が見込まれる。著者が経営するコンサルティング会社のTechnoScapeでは、本書をもとにした社員研修プログラムを提供している。詳しくは、ウエブサイト/を参照いただきたい。
「目次」
第1部 事業シーズを探る!
第1章 副業で起業を考える
1.ソロプレナーは兼業のプロフェッショナル
2.ソロプレナーを目指す意義を考える
3.日本でも始まっているソロプレナー
4.ソロプレナーの強み
5.私もソロプレナーだ
第2章 事業シーズを探す
1.製品・サービス
2.マーケット
3.自己分析
4.ロールモデル
第3章 利益シミュレーション
1.副業としての目標設定
2.損益計算シミュレーション
3.損益分岐点分析

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