今日から始めるスキルとコンピテンシーの開発

第3部 効果的な伝え方

著者:羽鳥佐知子

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「はじめに」
言葉には、人の心を動かす力があります。

例えば、「I have a dream(私には夢がある)」で知られるマーティン・ルーサー・キング牧師(1929年~1968年)の人種平等と差別の撤廃を呼びかける演説は、アメリカの公民権運動に大きな影響を与えました。スティーブ・ジョブズ(1955年~2011年)のプレゼンテーションは、iMacやiPhoneなどアップル社製品の爆発的な人気を引き起こしています。また、東京オリンピックの招致を勝ち取ったIOC総会での最終プレゼンも記憶に新しいでしょう。これらの名演説やプレゼンテーションには、聞く人を感動・共感させ、行動に移させる力があったということです。

あなたが組織の中で若手であるなら、これらの名演説・プレゼンのように大勢を前に発表して影響を与えるといった高度なスキルを要する機会はまだないでしょう。しかし、ビジネスパーソンとして仕事をするうえで、上司へのホウ・レン・ソウ(報告、連絡、相談)や、同僚や他部門の人に協力を依頼するなど、他者とのかかわりは避けて通れません。

あなたが同僚に何かを依頼したとき、相手が、あなたが期待する通りに行動しなかった場合は、相手に依頼し直すもしくは別の人に頼む必要があります。最悪の場合、仕事の期日に間に合わなくなることも起こりえます。あなたの時間を消費するだけでなく、相手の時間もその分拘束しますから、相手の的確な行動につながるように伝える力はビジネスパーソンとして不可欠なスキルの一つです。

相手の行動を決めるのは相手自身です。あなたが期待する通りに行動してもらうためには、①相手があなたのために時間を割こうと思うか②相手に過不足なく情報が伝わっているかの2つがポイントです。この講座では会話によるコミュニケーションを対象に、他者と信頼関係を築き、相手があなたのために主体的かつ的確に行動してくれるようになるためのテクニカルなポイントを紹介します。これらを実行してみるだけで明日からあなたのホウ・レン・ソウの仕方は大きく変わります。

次の3つをこの講座のゴールとして設定します。
□話をどのように理解するか、話の価値を決めるのは聞き手だ
□あなたの伝え方によって、相手の反応や行動は変わる
□話すときには、表情や態度などの非言語コミュニケーションにも気を配る

「目次」
はじめに
第1章 「効果的な伝え方」とは?
効果的な伝え方の定義とスキルの全体像での位置づけ/「伝える」ではなく「伝わる」を目指す
第2章 理解と共感によって主体的な行動を引き出す
他者と一緒に働く/伝え方一つで相手の反応は変わる
第3章 効果的な伝え方ガイドライン
効果的な伝え方ガイドライン/1.相手の名前を呼ぶ/2.身だしなみを整え、聞き取りやすい声量・トーンで話す/3.用件と所要時間を最初に伝える/4.根拠を明らかにする/5.自分の意見や選択肢を提示する
第4章 あなたの「効果的な伝え方」を伸ばす
あなたの「効果的な伝え方」のレベルは?/「効果的な伝え方」を伸ばす「施策」は?/理解度チェックテスト
おわりに

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