講座『能力のプロファイリング編』

第5部 知識のプロファイリング

著者:佐久間 陽一郎

「はじめに」
「能力の氷山モデル」の一番上にある「知識」がこの部のテーマだ。知識はスキルとの対比で、「ある専門領域での仕事に利用可能な、知っていること」と定義している。この部であなたは、今あなたが持っている知識を3つから7つ程度の知識の塊(かたまり)にし、言語化する。

それぞれの知識にはレベルがある。最上級のレベルはノーベル賞に比肩するような知識レベル、最下級は全くの素人の知識レベルだ。特定されたあなたの知識のレベルを明らかにする。

知識は、あなたがプロフェッショナルになるためにクリティカルに重要である。ピーター・ドラッカーが指摘するように、21世紀は知識の時代だ。あなたの持っている知識の幅と深さの両方が問われるのだ。

そして最後に、あなたの知識を世界的(日本的)に最先端に保ち続ける方法も考える。勿論、あなたにも実施可能な方法だ。

補章3では、知識と教養の違いについて議論する。若干、噛みごたえのある議論とは思う。実は教養という言葉は、中世ヨーロッパで都市が形成され、一般の人々が職業の選択の自由を手に入れる過程で生まれた言葉なのだ。教養はまさに、キャリア開発に深く関係しているということだ。

「目次」
はじめに
第1章 知識とは?
「知識」と「スキル」の定義/「狭義のスキル」と「広義のスキル」/知識とスキルは似て非なるもの
第2章 あなたはどのような知識を持っているか?
会社固有知識と市場汎用知識/私の知識獲得の経緯/私の持っている知識の塊(かたまり)は?/持っている知識を特定する上での注意点/知識のジャンル/あなたの知識のジャンルは?
第3章 知識のレベル
知識にもレベルがある/知識のレベル0から6/議論ができるからレベル2か?アマチュアとプロフェッショナルの分かれ目/プロフェッショナル再考/プロフェッショナルレベルをめざす
第4章 知識を最先端に保つために
キャリアプランを決めないと必要な知識は特定できないが・・・/世界最先端の知識とは?/組織論の世界最先端の知識は本の中にあるのか?/最先端の知識はどこにあるのか?/理解度チェックテスト/「第6部 スキルのプロファイリング」について
補章1 科学と技術、そして知識とスキル
「科学」と「技術」/「科学と技術」と相似関係にある「知識とスキル」
補章2 知の創造プロセスと経営における知識
暗黙知と形式知/野中郁次郎の「知の創造プロセス」/経営における知の創造サイクル
補章3 教養とは?
教養は地域、時代により変遷する/教養の「始まり」/教養の定義/現代の日本の教養論としての立花隆の名著『東大生はバカになったか』/経営者の「極北の決断」/日本の名社長永守重信の「極北の決断」/トップマネジメントの巨視的思考力は概念的思考力のこと/限定合理性を乗り越えるための教養/あなたの教養を高める方へ向けて

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