企業会計上級

第5部 原価計算について(その2)

著者:宇野 永紘

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「はじめに」

前回の第4部で、原価計算のウォーミングアップをやった。原価計算の学習に際して最低限必要と思われる知識を蓄積したところで、更にもう一段、高みを目指してみよう。

 

私の後輩友人は、原価計算を「チョー、つまらない」仕事と決めつけていた。確かに分かりにくいし、楽しいテーマではない。分からないとますますつまらなくなる。私自身はメーカーに勤務したことがないから、製造業での原価計算の経験はない。サービス業、それもコンサルタントの料金設定のためにコンサルティング業の原価計算の経験しかない。とはいえ、経営会計に関わるようになってからは何とか理解しようと努力してみた。悪戦苦闘して、私なりに何とか理解できるまでになった。そのあたりの経験も踏まえて、解説してゆこう。言わば、「素人の原価計算論」である。

「目次」

2つの原価計算

個別原価計算と「原価元帳」

「原価元帳」で原価を集計

製造固定費をどう扱うかが問題

総合原価計算

「完成品換算量」という考え方

仕掛品原価の計算

「仕損」、「減損」、「副産物」

大量生産の色々

「原価計算」の問題点

間接費の扱い方をどうする?「フルコスト」対「ダイレクトコスト」

実務上はどちらが優れているのか

この部で取り上げた重要なスキル

理解度チェックテスト

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