企業会計上級

著者:宇野 永紘

eブック概要
「初級編」に続いて「上級編」を掲載する。
タイトルこそ「上級」を銘打ってはいるもののそれほど「上級な話」をするわけではないので、ご安心頂きたい。このシリーズでは初級編では取り上げにくかった「経営会計」(一般には「管理会計」と呼ばれている)を中心に、その他会計にまつわる私の考え、思いを述べさせていただきたい。また、このシリーズを受講するには「初級編」をマスターしておくことが必須かと言うと、必ずしもそういうわけでもない。「上級編」に接するうちに、「初級編」に対する興味が湧くこともあるだろう。その時改めて「初級編」の購読を考えていただいても構わない。

なお今回は、その内容に徴し、理解度テストは行わない。

学習のポイント
● 経営会計は、財務会計とならぶ企業会計の柱である。
● 財務会計には制約が多いが、企業会計は自由である。
● 財務会計がステークホルダーへの報告を旨とする「外向き」の会計であるのに対して、経営会計は企業内部の経営者、経営管理者のための「内向き」の会計システムである。

初級編第1部で企業会計には財務会計と経営会計があることに触れた際に、両者の違いについてざっと概観した。覚えておられるだろうか。
ここでは経営会計についてもう少し噛み砕いた説明をしたいと思う。内容的には次回以降の説明の「イントロ」であり、各論に入る前の「つなぎ」のような位置づけである。単なる「読み物」と思っていただいて結構だ。

まず冒頭にいきなり「経営会計」のエッセンスを大胆に要約してしまうと、概ね、次のようになる。

●経営会計とは、経営者の意思決定、業績評価、コスト管理をサポートする「経営者のための会計」である。
●経営会計は、「これからどうしたらよいか、どうすべきか」といった具合にこれからのことを扱う「未来会計」である。

この2つの点を頭の片隅に置きながら、このシリーズを読んでほしい。
著者略歴
宇野 永紘国際基督教大学卒業後、旧富士銀行(現みずほ銀行)入行。海外勤務も含めて、国際投資銀行業務畑で一般融資のほかプロジェクト・ファイナンス,M&A業務に従事、その後旧富士総合研究所(現みずほ情報総研)にて経営コンサルティング部門を統括する傍ら、経営コンサルティングを行う。
元日本工業大学専門職大学院技術経営研究科教授として「経営(管理)会計」、「技術経営のための価値経営」関連の講座を担当。
現在、みずほキャピタルパートナーズ社外取締役。

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