企業会計上級

第12部 直接原価計算とスループット会計

著者:宇野 永紘

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「はじめに」
「企業会計原則」の制約上、財務会計では使えないが、原価計算のひとつのやり方に「直接原価計算」という手法がある。「貢献利益」(「限界利益」)という利益概念を導出でき、財務会計の不備を補うことができる。また、「制約理論」を会計に反映させた考え方である「スループット会計」と呼ばれる手法も財務会計の不備や限界を解消する手法として、近年、注目されつつある。どちらも、製造費に含まれる固定費部分に対して、独特の対応をする点にその特色がある。そのため「正統財務会計」を信奉する人たちからはともすると異端視されがちだが、経営会計的にはユニークな意味合いを持っている。今回は、こうした「会計の異端児」の話をしようと思う。
「目次」
直接原価計算とは
直接原価計算の歴史的経緯
「気味の悪い」原価計算
数字を使った検証
粉飾決算に使える?
財務会計で使えない理由
直接原計算の使い方
固定費調整
スループット会計
「小説:ゴール」
「スループット会計」の概要
「貢献利益」と「スループット」
「業務費用」という括り方
製品原価の捉え方
「会計」という言葉が招く混乱
「スループット会計」論者のABC批判
この部で取り上げた重要なスキル
補追:制約理論(TOC)による企業経営論
理解度チェックテスト

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