講座『キャリアプランニング編』

第8部 「幸せな仕事人」になるために

著者:佐久間 陽一郎

「はじめに」
長い旅の最後に、「Myキャリア」の使い方を述べておきたい。これでテクニカルな話しは全て終了だ。あとはこの部のタイトルの通り、いかに「幸せな仕事人」になるかの議論である。

人生で幸せを勝ち取る――これは人類永遠のテーマだ。人類最大の未解決テーマともいえる。しかし仕事人として幸せになることは、人生で幸せになるほどには複雑でない。本講座がめざしているのは「幸せな仕事人」だ。そのための最大のポイントは「自分を知る」ことだ。「自分を知れば、将来の自分のキャリアを実現できる」のだ。

「幸せな仕事人」になるためには、今の自分を変える必要がある。知識を、スキルを、そしてコンピテンシーを変える。やることは沢山ある。しかし変えねばならない本質は何か、これこそがこの部のテーマだ。あなたは仕事を組織の中でしている。変えねばならない本質は、あなたの組織に関する見方――組織に関する「メンタルモデル」――なのだ。

日本人はものごとを曖昧にし、非言語的了解によって組織の和を保つことを好む。この日本人特有の傾向を見直すことが、組織の見方を変えることにつながる。ではどうすれば組織の見方を変えることができるか?

あなたが変わらなければならない本質に迫る。
「目次」
はじめに
第1章 Myキャリアの今後の使い方
Myキャリアの「リマインドメール送信」機能/一つの施策が終了したら次の施策を案出する/Myキャリアの「中期目標達成度」管理機能/最終的には「施策」機能を使わなくなるのが目標だ
第2章 明治以降、日本は全く変わっていない
「自分を知れば、将来の自分のキャリアを実現できる」/夏目漱石、再登場!/福沢諭吉の「独立」/司馬遼太郎の「自己を確立する」/大江健三郎の「まっすぐひとり立つ」/サラリーマンを脱してプロフェッショナルをめざす
第3章 変わらなければならない本質は何か?
メンタルモデルとは?/組織と自分との関係を表すメンタルモデル/素人の記者から受けたインタビュー/包含モデルが対峙モデルに変わる瞬間/日本とアメリカのメンタルモデルの間(はざま)で/なぜ対峙モデルがいいのか?
第4章 どう変わればよいのか?
どう変わればいいのかが分からない/母性原理と父性原理/母性原理による企業運営の限界/父性原理のカケラを取り込む努力とは?
第5章 おわりに
人生における選択/あなたは「幸せな仕事人」になる天才だ!
補章 ポジティブ心理学とは?
あなたの幸福度をチェックしてみよう/幸福はお金では買えない!?/幸福学とポジティブ心理学/ポジティブならすべてが解決するわけではない

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