中小製造業のための事業戦略論入門

第3部 どこで戦うか?――Where レベルの戦略

著者:佐久間 陽一郎

価格 ¥200(税別)

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「はじめに」
前の部で、Whoレベルの戦略「我々はそもそも何者なのか?」の答えを、価値連鎖とその会社の社会的使命と中心的価値で表現しました。それに引き続きこの部では、Whereレベルの戦略「どこで戦うか?」を考えます。使命や中心的価値の下で、事業領域の優先順位を決めるのです。

 本講座の戦略の定義は、「企業の資産を最大限に活用する道を選ぶこと」としました。この定義に叶う戦略プロセスこそ、Whereレベルの戦略「どこで戦うか?」です。またの名を、ポートフォリオ戦略と言います。

 実はこの戦略プロセスは、GEや経営コンサルティング会社によって、1970年代中頃には確立されています。戦略論の基本の基本であり、しっかり理解をしておくことは必須です。
「目次」
第1章 ポートフォリオ手法の考え方 
ポートフォリオとは?/ポートフォリオ戦略論の確立 
第2章 戦略立案のステップ 
ステップ1 SBU(戦略事業単位)への事業のグループ化/SBUの数が多すぎるのはダメ/SBUへのグループ化の仕方で戦略が違ってくる ステップ2 各SBUの属する産業成熟度の判定/4段階の産業成熟度/自社を手のひらに乗せる/あなたはどの会社の社長になりたいか? ステップ3 各SBUの他社との競合状態の分析/競合企業との6段階の競合状態/続・自社を手のひらに乗せる ステップ4 SBUごとの基本戦略の選択/非常に大まかな戦略/「高く飛ぶためには深く膝を折る必要があります」/撤退も選択肢/続・あなたはどの会社の社長になりたいか?
 第3章 大きな問題にチャレンジしよう 
問題の前提/さあ、問題だ!/「正解だった!」だけでは足りない/おわりに

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