現場で使える役割の定義と目標管理

第3部 役割の定義のルール

著者:みのり経営研究所 齋藤 英子

価格 ¥150(税別)

ログイン(新規登録)して購入

「はじめに」
第2部では、自分の仕事を7つ程度の貢献責任候補(以下、候補と略す)として絞り込んだ。そして、それらを、①財務業績、②顧客・外部、③社内ビジネス・プロセス、④学習と成長、の4つの視点でチェックした。4つの視点には、それぞれに複数の代表的な貢献責任領域がある。この4つの視点と、それぞれの代表的な貢献責任領域は、図1として下に再掲する。


絞り込んだ各々の候補に対応する貢献責任領域を見つける。さらに候補が入らなかった貢献責任領域に関して、自分が果たすべき責任が無いか考える。あれば候補を追加することになる。そして、最後に4つの視点のうち、一つも候補が入っていない視点が無いかのチェックをする。このチェックをパスし、かつ候補が全部で9つ以内であれば、晴れて、貢献責任候補から「貢献責任」と呼ばれる段階に入る。ここまでを第2部で学習した。あとは、この「貢献責任」を言葉で書き表せば、役割の定義が出来上がりとなる。

第3部では、どのように貢献責任を書き表すのかを学習する。日本語にも外国語にも文法があるように、貢献責任を書き表す時にも文法がある。ただし、頭の痛くなるような文法ではなく、誰が読んでも分かり易いようにするための、簡単なルールと考えてほしい。

ここまでくれば、あとは書き出すだけだ。そこで第3部の最後では、ここまでの知識を総動員して、自分の役割を再定義する。そして、第1部で最初に作った自分の役割の定義と見比べてみよう。
「目次」
はじめに
第1章 ルール1:言い切る
第2章 ルール2:1つの文には1つの貢献責任
第3章 ルール3:貢献責任の数は5~9個
第4章 ルール4:表現法
第5章 ルール5:使ってはいけない動詞
第6章:自分の役割を再定義してみよう

価格 ¥150(税別)

ログイン(新規登録)して購入

<< eブックへ戻る

 ページ上部に戻る

Copyright © 2024 Skill Academy Inc. All Rights Reserved.