絞り込んだ各々の候補に対応する貢献責任領域を見つける。さらに候補が入らなかった貢献責任領域に関して、自分が果たすべき責任が無いか考える。あれば候補を追加することになる。そして、最後に4つの視点のうち、一つも候補が入っていない視点が無いかのチェックをする。このチェックをパスし、かつ候補が全部で9つ以内であれば、晴れて、貢献責任候補から「貢献責任」と呼ばれる段階に入る。ここまでを第2部で学習した。あとは、この「貢献責任」を言葉で書き表せば、役割の定義が出来上がりとなる。
第3部では、どのように貢献責任を書き表すのかを学習する。日本語にも外国語にも文法があるように、貢献責任を書き表す時にも文法がある。ただし、頭の痛くなるような文法ではなく、誰が読んでも分かり易いようにするための、簡単なルールと考えてほしい。
ここまでくれば、あとは書き出すだけだ。そこで第3部の最後では、ここまでの知識を総動員して、自分の役割を再定義する。そして、第1部で最初に作った自分の役割の定義と見比べてみよう。