現場で使える役割の定義と目標管理

第4部 部下の役割を定義する

著者:みのり経営研究所 齋藤 英子

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「はじめに」
第3部では、どのように貢献責任を書き表すのかを学習した。日本語にも外国語にも文法があるように、貢献責任を書き表す時にも文法がある。まずは、言い切ること。何をどうするのかを明確にする。そして、1つの文には1つの貢献責任しか書かないこと。これで分かり易くする。数は5~9個で、10個以上になると、業務活動レベルの行動が入ってしまう。

さらに、貢献責任は中長期的な表し方で書く。これが目標と違うところであった。目標は半年または1年間で到達することである。貢献責任は、今年度だけでなく、経営戦略や組織が変わらない限り責任として課されることである。そして最後に、漠然としている動詞や単なる手段や努力を表す動詞、例えば、「管理する」、「調整する」、「図る」などは使わない。

これで貢献責任を仕事全体から取り出し、それを書き表す決まりごとも理解してくれたことと思う。第3部の最後で、自分の役割を再定義してもらったが、第1部で定義した時と比べて、どうであっただろうか?

いよいよ第4部では、部下の役割を定義する。これから部下を持つ人も、その時に備えておこう。部下の役割を定義することで、部下に期待することを明確に伝えることができるようになる。そして、あなたも部下も仕事がし易くなるのである。 
「目次」
はじめに
第1章 マトリックス枠の作成
第2章 部下への役割のブレークダウン方法
第3章 部下への役割のブレークダウン:経理課の例
第4章 部下への役割のブレークダウン:営業所の庶務担当の例
第5章 3つのチェックポイント
第6章 さあ、部下の役割を定義しよう

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