現場で使える役割の定義と目標管理

第6部 役割の定義を現場で使う - 評価と次への準備

著者:みのり経営研究所 齋藤 英子

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「はじめに」
第5部では、役割に基づく目標管理が、自分と部下の仕事のマネジメントツールとして活用できることを学んだ。そして、「役割無くして目標無し」という言葉の意味もしっかりと理解していただいたことと思う。

さて、第6部は、本講座の最終回である。部下の仕事のマネジメントを締めくくる意味で、役割の達成度合いを評価する。目標は、第5部の目標設定の方法に従って、しっかりと設定する。実は目標がしっかりと設定されていれば、評価はギャップ測定だけであり、実に簡単なこととなる。そもそも、評価の仕方が難しいというのはおかしな話である。評価の時に、なんとかこの部下の点数を上げるために、点数の逆算をしているなどと言うことを、良く耳にする。これでは仕事のマネジメントからは外れてしまう。

役割に基づいた目標管理で、自分と部下の役割の達成度合いを評価する。その中で、役割に基づいて、部下と仕事のコミュニケーションを深め、さらに次の年の目標を考えてゆく。このサイクルこそ、仕事のマネジメントであり、現場で使える唯一のツールと言っても過言ではない。

最後に、会社の人事評価制度との関係を考えておく。あなたは、すでに仕事のマネジメントツールを手に入れて、役割を基に部下と仕事を進めてゆく。しかし、会社には会社の、人事評価制度がある。せっかく役割を基に目標を立て、その達成度合いを評価したことが、会社の人事評価に反映できないのでは、二度手間になるだけでなく、使わなくなってしまう危惧さえある。できる限り、仕事の結果を人事評価にも反映してゆこう。

「目次」
はじめに
第1章 評価の前に:目標管理シート
第2章 自分の評価をしてみよう
第3章 部下の役割の達成度合いを評価しよう
第4章 会社の評価制度との関係を考える
第5章 さあ、これであなたも今日から立派な上司
あとがき

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