誰でも使えるマーケティング・リサーチ(イノベーション編)

第5部 デザインによる解決策の案出

著者:三留 修平

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「はじめに」
人間中心設計では、市場調査の結果やアイデアをデザインや設計を通じて、見えるものとして具現化して示し、実際にニーズを満たしているかどうかを確認することを重視している。ここでは、具現化の手法として所謂プロトタイピングに代表されるデザインによる解決策を案出するためのアプローチについて述べる。

第2部で示した、人間中心設計のプロセスとリサーチの対応では、評価グリッド法をユーザーの要求事項を明示するリサーチとして位置付けている。しかし評価グリッド法の利用の仕方としては、設計やデザインに結び付けて用いることが多い。そのため、第5部で詳述することとして、まず最初に手法や実施方法の説明、更に様々な事例を示して、利活用していただくことを念頭に置いて説明する。

次にデザイン思考を実際に展開する時にどのように進めるかについて言及する。本講座の読者は、デザイナー以外の職種の人が多いと考えられる。従って、最低限のデザインに関する知識については述べるが、主眼は、自らデザインをするのではなく、デザイナーをどのように選ぶのか、どのように依頼すればよいデザインが得られるか、等について説明をする。

最後に発想やアイデアを具現化する手段としてのプロトタイピングについて説明する。人間中心設計では、プロトタイプは重要な位置を占める。早い段階で、アイデアを見える化することが如何に大切か、事例を交えて示す。人間中心設計プロセスも残すところ2ステップとなるが、最終ステップのデザイン決定に向けて、発想を豊かにし、見える化して人に伝え、訴える方法を是非身に着けていただきたい。

「目次」
はじめに
第1章 評価グリッド法の活用方法
評価グリッド法の概要/ラダリングについて/自動車部品に見る事例/長寿商品を例としたラダリング演習/駅の快適性評価
第2章 デザイン思考の展開
デザインの捉え方/デザインの具現化/デザイン発想の仕方
第3章 プロトタイピングのこつ
プロトタイピングの位置づけとこつ/ダイソンの事例/住宅の事例/ソフトウェア開発でのプロトタイピング 

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