マネジメント特性診断
組織特性診断
組織診断の概要と目的
全社員に対するアンケートにより、現在組織が抱える問題点を定量的に把握し、組織・人事上の課題を浮き彫りにする。また定点観測を行うことで、課題解決の状況を把握することができる。
社員へのアンケートにより、組織の問題点を定量的に把握し、
組織・人事上の課題を簡易に分析可能。
組織診断:分析の考え方
現状レベルや、現状と期待レベルのギャップと重要度を掛け合わせて分析することにより、重点的に取り組む領域を明らかにする。
重要度 vs. 現状
重要度 vs. 現状/期待レベル
組織風土調査:分析例~カテゴリー別分析
カテゴリーレベルから現状のレベルの比較や、期待レベルとのギャップを分析し、それぞれをより詳細な分析にブレークダウンをしていく。
カテゴリー別分析
組織風土調査:分析例~重要度vs現状レベル
重要度と現状レベルで分析して取り組むべき重要課題を浮き彫りにする。
重要度 vs. 現状
マネジメント特性診断
マネジメント特性診断の概要と目的
マネージメントに関わる本人及び周囲の人間によるアンケートにより、どのマネジメントスタイルがより強く出ているか、また本人と周囲の人間とのギャップから、今後伸ばすべきマネジメントスタイルを浮き彫りにする。
マネジメント・スタイル | 目的 | 一言で |
---|---|---|
強制型 | 即座の服従 | “私の言った通りにやりなさい” |
ビジョン型 | 長期的な方向性・ビジョンを示す | “私達が、チームとしてどこを目指しているか語ろう” |
関係重視型 | 調和を生み出すこと | “まず人、次に仕事” |
民主型 | コミットメントの醸成と合意形成 | “みんなで一緒に決めよう” |
率先垂範型 | 高い基準を設定し、質の高い仕事をやり遂げる | “君が上手くできないのなら私がやる” |
育成型 | メンバーの長期的な育成 | “何を学んだのか?もっと違う方法で学ぶことはできただろうか?何か改善できることはあるだろうか?” |
分析例
マネジメント特性
自己評価と他者評価でのギャップ分析
基本的にはマネジメントスタイルは他人(部下)からどのように見えているかが全てであるため、ギャップがある場合には基本的には他者評価で見るべきである。
能力特性診断
能力特性診断の概要と目的
全社員に対するアンケートにより、現在組織が抱える問題点を定量的に把握し、組織・人事上の課題を浮き彫りにする。また定点観測を行うことで、課題解決の状況を把握することができる。
能力の氷山モデル
- 知識
- ある専門領域での仕事に利用可能な、知っていることで、知った瞬間に使える能力
- スキル
- 汎用的に使える、知っているが、体得するまでに訓練が必要な能力
- コンピテンシー
- 高い成果を生み出すために、行動として安定的に発揮される能力
- 価値観
- 社会的役割、自己イメージから規定される意識的欲求
「すべきこと」
- 動機
- ある目標とする状態に達成しようとする、無意識的かつ継続的関心や欲求
「したいこと」
能力を高める方法
それぞれの能力の性質に応じて、高めていく方法が異なる。
「学び」の対象 | 「学び」の例 | 外界から 知を獲得する |
自分で 出来るようになる |
自分の中の 何かを変える |
自分が 何者かを知る |
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知識 | 「鎌倉時代は1333年に終わった」を覚える | ||||
スキル | プレゼンが巧みにできるようになる | ||||
コンピテンシー | セルフコントロールのレベルを上げる | ||||
価値観 | 達成の価値観のレベルを上げる | ||||
動機 | 達成動機のレベルを上げる |
コンピテンシー分析例
能力評価に情実が入り込み、人間関係の評価になっており、科学的再現性のある能力の評価にならず、従って、360度評価の全く意味がない
コンピテンシーとジョハリの窓
(Johari Window)
動機と価値観の分析例