HRBPのためのピープルアナリティクス実践講座 - 株式会社スキルアカデミー

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HRBPのためのピープルアナリティクス実践講座

HRBPのためのピープルアナリティクス実践講座

データを武器にHRを革新し、経営と対話できる人事プロフェッショナルへ

HRBP(HRビジネスパートナー)は、組織・人事のプロフェッショナルとして経営トップや各部門長と対等に議論し、人事制度や組織改革を推進する立場です。その際に最も強力な武器となるのが「データ活用」です。

本講座は、HRBPが経営層と対等に議論するためのデータ活用スキルを身につけることを目的とした 実践型ピープルアナリティクス講座 です。

講座の内容

本講座のポイント
  • HRBPの視点でデータを活用する!
    → 単なるデータ分析スキルだけではなく、経営戦略に貢献できるデータ活用の方法論を学ぶ。
  • 今あるデータでできること実践する!
    → 新たな仕組みやデータ収集をしなくても、報酬、人事評価、労務管理など既にあるデータを活用しながらすぐに実践できることから学ぶ。
  • 最先端のデータ活用の方法を学ぶ!
    → 能力の定義と定量化手法による能力分析、組織診断を活用したエンゲージメントや組織の課題分析、公平な報酬制度設計に欠かせない職務の大きさの測定など、最先端の分析手法を学ぶ。
  • eBookによる事前学習×反転クラスで実践的に学ぶ!
    → 事前学習で基礎知識を習得し、講義ではレクチャーによる復習+演習中心の反転クラス方式。
講座カリキュラム(1日:9:00~17:00)
1. 既存の人事データを活用する(HRBPの視点からの分析)

HRBPの役割とピープルアナリティクス

  • HRBPが経営に貢献するためのデータ活用とは

データ活用の基礎

  • 何のためのデータ活用か?
  • データ活用の基本プロセスとポイント

人事データの分析の基礎と分析例

  • 既存の人事データ(報酬、人事評価、年齢、ダイバーシティなど)
  • データ収集のポイントと課題

演習

  • 人事関連データから現状の課題を浮き彫りにする
2. 能力の定量化と分析(氷山モデル×JND)

氷山モデルとは?

  • 知識・スキルとコンピテンシー・価値観・動機

能力をJND(Just Noticeable Difference)で定量化する方法

  • 知識・スキル・コンピテンシーをどのように測定し、定量化するか

能力モデルのとは何か?

  • 能力モデルとその意義
  • 能力モデルの作成方法
  • ミニ演習:能力モデルを作ってみよう

演習

  • ハイパフォーマーの共通要素をデータで探る
3. 職務の大きさを測る(等級と報酬制度を見直す)

職務の大きさとは?

  • なぜ職務の大きさを測る必要があるのか?
  • 職務の難易度・責任範囲で職務の大きさを評価する
  • ミニ演習:職務の大きさを測定してみよう

職務の大きさに基づいて職務等級を設計する

  • 職務等級とは何か?
  • データを基にした等級制度の設計
  • 評価の実際

演習

  • 職務の大きさと報酬のギャップ分析
  • ポリシーラインの導出
4. 組織診断を活用する(HRBPの戦略的人事への応用)

組織診断とは?

  • HRBPとして組織の課題をどのように把握するか

エンゲージメントに関わる因子分析

  • エンゲージメント要因の特定
  • 重回帰分析による主要因の影響度と予測モデル

経営層へ提供できるインサイト

  • データを基に、どのように経営と対話するか?

演習

  • HRBPとして自組織でデータをとどう活用していくか?
受講後に得られる成果

本講座を修了すると、ピープルアナリティクスの基礎知識から実践スキルまでを身につけ、データに強い人事へとステップアップできます。具体的には、以下のような成果が期待できます。

  • データドリブンの意思決定力: 勘や経験に頼らず、客観的データを根拠に人事施策を立案・提案できるようになります。経営層や部門長に対して、数字に裏付けられた説得力のある提案が可能になります。
  • 人材の能力の定量化による可視化: 氷山モデルによる能力の定義と、JND(Just Noticeable Difference)に基づくレベルの定義で、能力を定量的に捉えられるようになります。人材育成の課題を把握し、全社の育成計画を見直し、リソース配分などへの活用ができるようになります。
  • 分析結果の解釈力向上: 単に分析手法を学ぶだけでなく、仮説を立て、それを検証するサイクルを演習を通じて体感することで、分析結果をより実務で活かすための実践的なノウハウを学びます。
  • HRBPとしての戦略提案力: HRBP視点での演習を通じて、経営課題に即した人事戦略をデータから導くトレーニングを積むことができます。これにより自信を持って経営層や各部門に提案できるようになります。また人事部門内でのリーダーシップ発揮にもつながります。
こんな方におすすめ

本講座を修了すると、ピープルアナリティクスの基礎知識から実践スキルまでを身につけ、データに強い人事へとステップアップできます。具体的には、以下のような成果が期待できます。

  • 人事・HRBPとしてデータ分析スキルを身につけたい方 – 人事領域でキャリアアップを目指し、データ活用スキルを強化したい方に最適です。特に「経営に信頼される戦略的パートナー」になることを目指すHRBPには必須の内容です。
  • 人事部門のデータ活用初心者 – 自分は文系だからデータ分析は苦手…と感じている方でも大丈夫です。数式やプログラミングに頼らず、概念理解とExcelを使った身近な分析手法から丁寧に教えます。
  • 経営層・マネジメント層 – 部下である人事チームやHRBPにデータ活用を促進したい立場の方にも、全体像を把握するための入門知識として有益です。また、経営課題をデータで捉える観点は管理職としての意思決定にも役立ちます。
  • 組織開発・タレントマネジメント担当者 – 社員のエンゲージメント向上やリテンション対策、ハイパフォーマーの育成にデータを活かしたい方。人材開発施策の効果検証や最適化に必要な分析視点が得られます。
講師
前田 正彦(まえだ まさひこ)株式会社スキルアカデミー代表取締役CEO
前田 正彦(まえだ まさひこ)
株式会社スキルアカデミー代表取締役CEO

慶應義塾大学経済学部卒業。米国マサチューセッツ工科大学経営大学院(Sloan School of Management)修了。NTTデータ通信株式会社(現 株式会社NTTデータ)にて金融システムの開発に携わった後、 NTTデータ経営研究所、トーマツコンサルティングにて、金融・ヘルスケア業界などを中心に戦略立案から実行・定着までのプロジェクトを数多くリード。その後戦略の実行・定着のために人事・組織コンサルティングの必要性を痛感し、当該分野のプロジェクトを立ち上げ、戦略から人事・組織コンサルティングまで一貫したサービスを提供している。
スキルアカデミーにおいては、代表取締役CEOとしてAI人事4.0事業全体の推進をリードするほか、大手企業を中心として大型案件を数多くリードしている。
また組織診断・管理特性、職務等級制度・成果報酬制度などのツールを開発。グローバル人事プロフェッショナル組織であるSHRM認定資格を取得。

開催概要

日時 2025/6/13(金) 9:00 ~ 17:00(昼休み1時間、途中休憩あり)
開催形式 Zoomを活用したオンラインライブ開催
復習用および欠席者向けのアーカイブ配信あり。
料金 55,000円(税込)
講座参加費用のお支払い 講座参加費用のお支払いは、請求書払い、クレジットカード決済を選択いただけます。
請求書払いをご希望の方は、本講座へお申込み後、ご登録メールアドレスへ請求書PDFを送付しますので、請求書記載の支払期日までにお振込ください。
なお、振込手数料はお申込者の負担とさせていただきます。
クレジットカード決済をご希望の方は、お申込み後自動送信される受付メールにクレジットカード決済ページのURLがございますので、そちらから決済手続きを行ってください。
企業向けカスタマイズ講座の提供について 御社内の経営陣・人事・経営企画を対象としたクローズドな講座をご提供いたします。
10名まで500,000円(消費税別)にて承ります。
ご要望により、回数の設定の変更や貴社データを活用した演習などにアレンジ可能です。お気軽にお問い合わせ下さい。
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